リプロスキンはニキビ跡の改善を目的に使われている方が多いです。
赤みが残るタイプや、茶色いシミのようなタイプのニキビ跡も気になりますが、中でも深刻なのが肌が陥没してしまうクレータータイプのニキビ跡です。
クレーターのニキビ跡は肌が陥没して凸凹になってしまうため、メイクをしても簡単には隠せません。
そこで、「リプロスキンを使ってクレーターのニキビ跡を治したい!」という人が多いのですが、残念ながらクレーターのニキビ跡はスキンケアで治すことが難しいとされています。
クレーターはなぜできる?
目次
クレーターのニキビ跡は、ニキビが悪化することによって肌の深い部分(真皮層)が傷ついてしまうことが原因です。
ニキビの炎症が真皮層まで及んでしまうと、炎症が収まって肌が修復しようとするときに肌が収縮したり、正常な部分の肌とターンオーバーのリズムがズレてしまうことで起きると言われています。
クレーターのニキビ跡を作らないためにはニキビを悪化させず、早い段階で治すことが大切ですが、ニキビが悪化すると必ずしもクレーターのニキビ跡が残るということではありません。
クレーターが残ってしまうかとうかは、体質や免疫力によって人それぞれなので一概には言えません。
炎症を伴うにきびができた際、その部分の皮膚組織が破壊されて真皮層や皮下組織まで傷ついてしまうと、炎症がおさまって皮膚組織が収縮した際に皮膚表面が陥没してしまうことがあります。
にきびの初期段階(白にきびや黒にきび)で完治すれば陥没まで及ぶことはありませんが、悪化した後に陥没した場合の自然治癒は難しく、一生残ってしまうこともあります。
このように皮膚表面に凹みが残ってしまった状態をクレーター状のにきび跡といいます。
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リプロスキンでクレーターが治らないのはなぜ?
肌表面にある角質層では、4週間から6週間の周期でターンオーバーによる肌の生まれ変わりが起きています。
浅いスリ傷を負ったとき、最初は傷跡が残ってしまっても、時間と共に傷跡が薄くなるのは肌が生まれ変わっていくためです。
しかし、クレーターのニキビ跡ができる真皮層ではターンオーバーが行われず、肌が生まれ変わるまでに長い時間が掛かります。
新しい真皮層に生まれ変わる周期は5~6年とも言われていますが、この周期は加齢や肌の状態によってさらに長くなるので、一度傷ついてしまうと正常に戻すことは難しいとされています。
そのため、リプロスキンで肌の状態を整えても、ターンオーバーによって肌の生まれ変わるのは表皮の部分だけなので、真皮層に傷跡が残っているクレーターのニキビ跡を治すことができないのです。
これはリプロスキンに限ったことではなく、スキンケア化粧品全般に言えることです。このような理由から、「化粧品でクレーターのニキビ跡を治すことはできない」と言われています。
表皮の一番内側にある基底層では毎日新しい細胞が生まれ、後から分裂する細胞に押し上げられるように、肌(皮膚)の表面近くまで移動します。その後に角層細胞となり、最後は垢となってはがれていきます。この「生まれ変わり」をターンオーバーといい、その期間はおよそ30日間です。つまり、常に表皮は新しい細胞に入れ替わっているのです。
リプロスキンをクレーターに使った口コミ(yahoo知恵袋)
yahoo知恵袋で「リプロスキン クレーター」と調べてみると、
「リプロスキンでクレーターって治るの?」という質問が多数出てきます。
それらの質問に対し、実際にリプロスキンを使っている人たちの回答が参考になるので紹介します。
リプロスキンを使ってから肌の調子が良くなり、ニキビ跡は薄くなっています。
新しいニキビができても悪化しなくなったので、ニキビ跡ができにくくなりました。
肌に変化が現れるまで数か月はかかるのかな?
ちょっと費用はかかるけど、単品で使うより効果が期待できるのでおすすめです。
茶色いニキビ跡や、肌の赤みは殆ど消えましたが、クレーターのニキビ跡は変化なし。
クレーターを治すことが目的なら美容皮膚科で治療した方がいいですよ。
リプロスキンをクレーターに使った口コミまとめ
yahoo知恵袋の口コミを見ていても、「リプロスキンでクレーターが解消した」という書き込みは見つけられませんでした。知恵袋の口コミを総合的に判断すると、クレーターのニキビ跡に関しては改善はしても、なかなか解消まではできないようです。
ただし、クレーター以外のニキビ跡には効果があったという口コミや、ニキビそのものができにくくなったという意見は多く見られたため、リプロスキンを使ってスキンケアを行うことで、肌の状態はかなり良くなることが分かります。
クレーターの種類によっては目立たなくなることも
クレーターのニキビ跡は形状や傷の深さによって、大きく分けて3つの種類に分類されます。
スキンケアで治すのが難しいと言われるクレーターニキビ跡ですが、形状によっては消したり治すことはできなくても、リプロスキンを使い続けることで目立たなくなることもあります。
アイスピック型のクレーター
その名の通り、アイスピックで突き刺したように細くて深い形のニキビ跡です。
表面から見えている穴の大きさは小さいのですが、傷跡は真皮層まで届いているため、完全に治すのが一番難しいとも言われています。しかし、穴の入口は狭く小さいため、リプロスキンを使ったスキンケアで肌に弾力を与えてふっくらと見せることが有効です。
ボックス型のクレーター
傷跡の深さは浅く、横に広がったような形状のニキビ跡です。
肌の凹みは浅いものの、凹んだ部分が色素沈着している場合が多く目立ちます。ボックス型のニキビ跡にはリプロスキンを使って肌に弾力を与えるとともに、美白効果のある成分を含む化粧品(ビタミンC誘導体、ハイドロキノンなど)で同時にケアすると効果的です。
ローリング型のクレーター
ローリング型のニキビ跡はボックス型よりも傷が深く、真皮層まで達していることが多いです。
ニキビによる傷が治る過程で皮膚が引っ張られ、肌が波打ったように見えるのが特徴です。このタイプのニキビ跡はスキンケアで目立たなくすることができません。
リプロスキンでクレーターが目立たなくなる理由
ニキビが治ったあとのクレーター対策として使っている人も多いリプロスキン。
その強みは独自の浸透技術であるナノBテクノロジー3.0を採用していることです。
肌の深い部分まで傷ついてしまっているクレーターを目立たなくするためには、まず成分を肌の奥まで届ける必要があります。
しかし、一般的なスキンケア化粧品では肌表面を潤したり、肌の浅い部分まで浸透させることはできても、肌の奥深くまで浸透させることは難しいとされています。これではどんなに良い成分が配合されていても、クレーターを改善することはできません。
そこで効果を発揮するのがリプロスキンのナノBテクノロジー3.0。リプロスキンは肌の奥まで届けたい成分のみをナノ化しているため、クレーターの改善に必要な成分がしっかり浸透。
成分が届きづらいと言われる肌の深い部分や、角質層までしっかり浸透するため、使い続けることでクレーターを目立たなくしてくれます。
リプロスキンのクレーターへの効果まとめ
クレーターのニキビ跡と言っても、クレーターの状態や深さなどは人によって違うため、得られる効果は人それぞれです。
他のタイプのニキビ跡と違い、クレーターの場合は肌の深い部分まで傷ついてしまっているため、効果が出るまで時間がかかることも事実です。
それでも毎日使い続けることで気になるクレーターのニキビ跡が目立たなくなるなら、使ってみる価値はあるのではないでしょうか。
「クレーターを治すなら化粧品よりレーザー治療を受けるべき」という意見も多いですが、一回数万円かかる治療を一定期間続ける必要があるため、費用は高額でスキンケアでかかる費用とは比べ物になりません。